前略訪問者様2005年10〜11月

2005.11.30

 ハムスターと睡眠時間を競っているはるです。こんばんは。

 「治療には波がある。今は眠るのが必要だという意味だ」という担当の先生の言葉にすがりながら生きています。27日に祖母が亡くなりまして、その話を聞いただけで精神状態が不安定になり、マイナス思考を一つ一つぷちぷちと潰しています。もうずっと顔をあわせたことがないのですが。村八分の除外事項になっている葬式もまともに行けそうもないのが情けないです。まともに社会生活が送れるのはいつになるのでしょうか。よく気晴らしっていうけど、どこまでが気晴らしなんでしょうか。

 ←これでも混沌が収まってきているほうです。

 

 サイト運営がリアルでの交流を目的にしているのではないかという傾向について反感の意を表す文章を見かけました。地方に住んでいる人間や作品として文章を書いている人間には馴染めないということです。いわゆる「馴れ合いウゼー」ですね。

いつの時代でも昔はよかったと言い出す方々がいます。私はその文章を書いた方より長くテキストサイト村と呼ばれる一部コミュニティを見ています。その時も言われていましたね。「昔はすごいサイトがたくさんあって競い合っていて面白かった。今は侍魂の影響で安易につくったサイトの数だけ増えてダメだ」と。そう言われた頃のことを素晴らしかったと振り返えるのを見ると苦笑を禁じえません。

 

 それぞれの目的にあった運営をして当然で、自分と同じでないとダメだというのは視野が狭すぎるのではないでしょうか。

 

 私は不特定多数に向けた文章を書くより、親しい方々が読んでくれる言葉を書くほうが好きです。不特定多数が読む文章が書きたいと思うこともあります。その場合、サイトを練り上げたから見にきてくれというより、そのテーマに興味をもってくれそうな方々が見にきそうなところに出向くほうが手っ取り早いと思っています。

 

 私はリアルでの馴れ合いについてはほとんどできていません。でも、ネット上である程度馴れ合うことができなければリアルにつながらないと思うのです。リアルでも交流しようという場合は地理的な条件もさることながらお互いにリアルでの交流に肯定的というのが前提になってくるような気がします。

 お互いに好意的・協力的な人間で集まっていくと思います。嫌だという人間を無理やり誘って引きずり出してくれるお人よしはそうそういないと思います。特にお互い無償が基本のネット交流では。

 

2005.11.14

 ここ数日眠り病にかかったようなはるです。こんばんは。

 なるべく普通の生活を送れるようにするということで昼間は起きているように努力しています。でも、この数日は目覚めてご飯を食べて部屋に戻りしばらくすると激しい睡魔に襲われ、ちょっと一休みのつもりだったのが目覚めると夜になっていた。を繰り返しています。

 治療には本当に波がありますね。「でも、土曜日には病院に行ったし、日曜日には図書館に行った」と自分を慰めてみます。「夜目覚める時間が遅くなり、猫と争える睡眠時間は変わらない」などと冷静なツッコミを入れてはいけないので。マイナス思考をとめるために眠りについてしまいますから。

 

 多くの方々と知り合うためにインターネット上のコミュニティを多く利用しています。ネットナンパという言葉を耳にしなくなった頃から、会員登録しても特に変化がないことがほとんどでした。でも、ここ最近、何通かメールをいただきました。

 (どういう反応を求めているのだろう)

 「よろしくお願いします」「友だちになりましょう」とあるので、とりあえず「よろしくお願いします」「友だちになりましょう」と返事を返しています。

(これだけでいいのかな。友だちって一体何なんだろう)

 こういうことをイチイチ考えてしまうあたり、まだまだ調子が悪いのかもしれません。かつては何も考えずひたすらそのようなメールのやり取りを繰り返していました。

 とりあえず次のリアクションを求められるまでは挨拶を交わすように返事しておくことにします。

 

2005.11.6

 オフ会に出てみたはるです。こんばんは。

 

 オフ会というのはインターネットを通じて知り合った方々が実際に集まるものです。本部での面談が終わってから2回ほど参加しました。いずれも直前申し込み可のもので、飛び入り参加ですが。

 楽しく過ごせました。人と会うために電車に乗って都心部まで出かけようと思うようになったのは大きな進歩です。あとは前から予定を立てても不安になったりせず、翌日の睡眠時間が増加するというのがなくなればいうことがありません。とりあえず「事前に時間が決まっている予定があっても大丈夫」になるところから慣れていきたいと思います。参加できそうなオフ会はあまりないので自然と「地道に一歩ずつ」になりそうです。

 

 インターネット上でよく見かけるのが「選ばれたい人々」です。自分好みの方々が楽しいプランを用意して声をかけてくれるのをひたすら待っています。

インターネットは魔法の道具でないのでそういうことはまずありません。利用しているのはリアルに生きている人間ですし、むしろリアル以上に自発的に動かないと楽しめないシロモノです。フットワークが軽い方々が集まっていき、その間で交流が深まっていきます。

 別に待っているのは構わないのですが、自分に声をかけずに交流する方々に嫌がらせをしたり、こき下ろしたりする「選ばれたい方々」もいます。そういう方々はますます敬遠されます。

「三顧の礼」で迎え入れたいと思わせる方々は稀で、リアルの世界で成功するのと同じくらいの努力をしています。(「三顧の礼」というのは三国志で劉備元徳が既に高名だった諸葛孔明を軍師に迎えるために三度家にお願いに上がったというお話で、魅力的な方を迎えに入れるために努力しつづけることを意味します)

 私は自分好みのイベントに誘われるのを待つより、自由参加できる楽しそうなイベントを探すほうがラクだと思うので情報収集に励んでいます。ちなみに私が好きなのは気合を入れなくても何となくその場にいられそうなものです。

 

2005.11.3

前回、日記で書いた「ホリエナジー」を検索したら1万件近く検索結果が出て和んだはるです。

コンビニで買ったときに(仲間がたくさんいる…)と思って祭りに参加するつもりで書きました。全国に友だちがたくさんいるような気分です。

 

 齋藤孝「友だちいないと不安だ症候群につける薬」朝日新聞社

 

 このサイトはインターネット・リアルでの人との交流をテーマに始まりました。友だちづくりは本当に難しいです。

 この本ではまず「偏愛マップ」というものを使って、「友だち力」を高める方法を紹介しています。好きなものについて語り合うことで交流を深めるとのこと。確かに交流をする上で会話は重要だと思いますし、共通の話題がないと会話を続けるのに苦労します。

 

 また、友だちがいないことに不安をもち、嫌なことがあっても我慢してしまうことから生まれた悲劇をいじめで自殺した「鹿川くん事件」をベースに紹介しています。「鹿川くん事件」はニュースでは聞いていましたが、詳細をみたのははじめてです。

 特殊な事例とは思えません。嫌だと思っていても孤立しないためにそれに甘んじてしまう→ひどい扱いがさらにエスカレート→逃げ出そうとするとひどいことをする。というのはよくある流れです。周囲の方々が自分に火の粉が降りかかってこないように見て見ぬ振りをしてしまう、時には「悪ふざけ」として加担してしまうことも。

 

 いじめをする方々は絶対に反撃されないと思ってやっているんですよね。「いじめを受ける側にも問題がある」とよく言われます。でも、「いじめられる側には余裕がない」ので、とりあえず「いじめる側にはもっと問題がある」としてできる限りの反撃・逃亡を図りたいものです。自分の問題点は考える余裕ができてから考えればいいんです。

とりあえず「部外の方々に片っ端から相談しまくる」くらいは基本でしょう。直接、利害関係がある場合は「そのくらいはよくあるから我慢しろ」「あなたに問題がある」とかなかったことにされかねませんから。「面倒なヤツ」と敬遠されるかもしれませんが、今はインターネットなどほかで友だちをつくる手段がたくさんありますし。学校はあくまで学歴を手に入れる場所と割り切るといいと思います。

 

 言葉のいじめ。言われて嫌だった言葉はよく目にします。感覚が麻痺するというのもしみじみしました。最初は嫌悪感を覚え、脊髄反射していたものです。でも、見慣れて当たり前になってしまいました。言われると(こいつにだけは言われたくない)思いますが。

口汚い言葉を使う方々の言動を見ていると(同類と思われたくない)と思ってしまいます。差別意識丸出しでごめんなさい。でも、できる限り友好的な関係を保ったほうが合理的ですし。現時点では利害関係になくても、将来的に協力しなければいけないときに少しでも好印象をもっていただいるほうが協力しやすいですから。

 

人は潜在的に差別やいじめをしてしまうというのも納得です。優越感をもてるときのはやはり気持ちがいいですからね。ただ、「自分が不利益だと思ったら選ばないことも容易になっている」のに差別してしまうと確実に逃げられます。

晩婚化・ニートになる若者が増えている原因のひとつだと思われます。男尊女卑的な価値観を押し付けられる環境を選びたい女性は稀ですし、ライブドアの堀江社長の発言でないですけれど、「最初はぞうきんがけからはじめろ」と言われたら「何で?」になります。いくら「昔はこうだったんだ。そんな贅沢なことをいっていたら飢え死にしている」と言ったところで、実際にそこまで追い込まれない限り「あ〜、そうですか」と流されてしまいます。「それだったら死ぬ」になってしまうかもしれません。苦行のような人生だったら生きている意味って何なの?と思ってしまいますし。

 

 「本音で生きる自分、カッコイイ」という方々から「綺麗ゴト。ぷっ」と言われそうな本です。確かに聖人君主でないからなかなか難しいよねと思います。ただ、表面上だけでもこのように言動したほうが人と交流する上で摩擦が少ないのではないでしょうか。少なくとも「友好的な方々と接するときはとりあえず友好的に」は「大人」の知恵です。

 

2005.10.27

ホリエナジーを飲んでみたはるです。こんばんは。

 

 復帰するのはちょっと無理…な状態だったので休職期間を延長することになりました。上司と一緒に22日に病院での診察、26日に本部での診察を受けました。

 想定の範囲内の手続きですが、思考で心身のバランスのコントロールが取れないのがうつ病というものです。病院の薬も一時的に増量していただいているのですが、さらに心に栄養を。で、ホリエナジー〜ライブドアの堀江社長のようにパワフルにというコンセプトでつくられた栄養ドリンク〜の登場です。「社長日記」19日の微妙な気持ちが漂っている紹介と販売ページのギャップがたまりません。

 「社長日記」19日

http://blog.livedoor.jp/takapon_ceo/archives/50029431.html 

 ホリエナジーのページ

 

ライブドアデパートの他、ampmで買えるとのことなので、ampmのサイトで検索して行ってきました。栄養ドリンクコーナーで説明書きが飛び出しているのですぐにわかります。ほかのドリンクがぎっしり詰まっている中でホリエナジーは5本。元々、どのくらい入荷されたのかはわかりませんが、話のネタに買っていく方が多いんでしょうね。栄養ドリンクって精神的な部分もありますから。何故かにやけてくるので「笑いは健康にいい」効果は確実です。

 味のほうは…中華街とかで滋養強壮にいいというスープを飲んだときのようなカンジ。「社長日記」26日で自分は苦いとは思わないとありました。「苦っ」というほどではありませんが、成分から想像できる漢方薬っぽさはあります。私はネタにするために味を確かめながら飲んでみましたが、普通に飲んだほうがいいかもしれません。

(健康にいい、健康にいい)と心の中でつぶやいてさらに効果を高めてみることにしました。しばらくすると何となく身体がぽかぽかしてくるような気がします。ショウガ、ウコンの影響でしょうか。

 

ちなみに同じく以前、「社長日記」で紹介されていた梅落花も買ってみました。こちらはファミリーマートです。

口にいれると梅じその風味がほのかに広がる上品な味わいです。(梅じその風味だ〜。あ、ピーナッツの味で消えた)と味の変化が絶妙で、何となく食べ出したらとまりません。

 

 以上、普通の生活をきちんとでき、人生が楽しくなるよう努力しています。

 

2005.10.18

昼間に眠り続けたり、夜になると目覚めたりするはるです。

一時期、社会復帰できるかなと思うくらいに朝起きて夜眠るがきちんとできていたのですが、崩れてしまったようです。

 

74.生きにくい世の中

 

2005.10.16

人間もパソコンのように買い換えられるといいのになと思うはるです。こんばんは。

 

 パソコンを使っている最中にいきなりフリーズ(固まって動かなくなる)するような状態が続いているので、なるべく家で過ごすように心がけています。元々、基本的には出不精なのですが、こうなる前は珍しく外に出ることが増えました。そのため、何となくもどかしいです。

 ←現実逃避してストレス解消しているので、「脳の治療をしているから人間を入れ替えても意味がないのでは」という冷静なツッコミはなしの方向でお願いします。

 

73.サイト運営者の気持ちが理論的に・・・

 

2005.10.5

 少々、調子を崩し、家でお休みしていたはるです。こんばんは。

 うつ病はよくなったと思っても波があります。ただ、知識としてわかっていても、感情としてはなかなか受け入れがたいものです。強い薬を使っているおかげでどん底までいかなかったのが救いですが。

 

 前回、警視庁迷惑メール情報提供のリンクをトップページにつけました。その後、「ネット被害室」のメルマガを見て(見ている方は東京の方だけではないかもしれない)と気づきました。警視庁は東京都の警察です。というわけで「ネット被害対策室」も追加。ご本人も様々なネット被害への対策方法を書いていますが、相談窓口のリンク集も充実しています。

 

72.まっとうな反応は少ない

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