前略訪問者様2005.12〜2006.4

 

2006.4.5

また調子を崩して、薬を変えてもらったりしていました。比較的穏やかに過ごせる日が増えてきて、そういう時は復職したいなと思います。ただ、調子が悪いと寝込んでしまうので無理だろうなとは思うのですが。ウォーキングもしばらくお休みしていたのですが、最近になって距離をかなり短くして再開しました。

4月1日に主治医の先生に聞いてみたら、やはり今の状態では無理とのこと。また休職を延長させていただくことになりそうです。

いつになったらよくなるのでしょうか。

 

確定申告の手続は書類を書いたものの、細かい手続きはすべて母にしてもらいました。何もかも頼りまくりで本当に申し訳ないと思います。

 

2006.2.9

 精神状態は安定しているような気がします。ただ、眠気が強くてなかなか起き上がれません。ウォーキングは午前中にいけなくても午後に行ったりと何とか続けています。

 本当にこの調子で社会復帰できるのかと不安になることもあります。でも、波はあるけれど次第に波が収まってきて必ず治るという担当の先生の言葉を信じたいと思います。

 

初めての確定申告

 

2006.2.5

昨日、病院に行きました。医療費の助成金の制度が変わるからかいつもに増して混んでいて、いつもより短めの診察時間でした。と言っても今までの先生の診察時間より長いのですけどね。(通院し始めて3人目の先生です)

 今回も薬は増量のままです。年末年始の苦しい状態を考えるとこのまま穏やかに過ごしたいところです。

 へこむとふとんの中でほぼ一日過ごしてしまいますが、起き上がっていられる時間が長くなっています。パソコンでインターネットをできるようになり、本も読めるようになっています。年末年始はPHSで見られるインターネットサービスを見て、パソコンを立ち上げるのは一日に一回メールのチェックをするくらい、本は読む気になれない状態でした。

 「普通」の生活への道のりは長そうですが、焦らないように少しずつ進んでいきたいと思います。治療期間が長くなっているにもかかわらずペースがつかめないのが厄介なところなのですけれど。

 

 受身な人の心理状態

 前に紹介した2ちゃんねるのスレッドをまとめたものが紹介されていました。対人関係が不得手な人・本人も受身な人(ウケミン)がこういう方を好きになってしまうと一人相撲を取り続け、疲れ果て、トラウマ型ウケミンになります。

 

 森薫「エマ」エンターブレイン(漫画)

 19世紀末イギリスを舞台にしたメイドのエマと豪商の跡取息子ウィリアム身分差がある男女のラブストーリー。ヴィクトリア朝イギリスの文化・生活の描写がとにかく緻密で、タイムトリップした気分になります。アニメ化もされ、文化賞も受賞しました。

 ヴィクトリア朝時代の資料を見てみたり、ほかのこの時代の作品を読んでみたりと興味の幅が広がりました。

 

2006.1.26

 21日に病院に行き、もうしばらく薬を増量した状態を続けましょう。何もせずにとにかくゆっくり休んでくださいと言われました。

 

ライブドアの件。とてもショックを受けました。堀江貴文さんのファンで、株をもっているので。容疑が事実だったら、違法行為はいけないと思います。また堀江さんの言動すべてを肯定するわけでもありません。でも、すべてが悪いというカンジでバッシングされているのを見ると悲しいです。言動によって何かしら心を動かされた方々が多くいたからライブドアショックと言われるほどの騒動になったのではないでしょうか。

 

2006.1.18

心のバランスを取るのは本当に難しいです。

昨年、12月17日によくなってきたと書きましたが、また悪化しました。死ななければいけないという考えがずっと頭の中を占めていました。著しい体重増加を防ぐために午前中歩きに行くようになったのですが、歩いている最中も死に方を検討する始末。家族やインターネットで知り合った方々に支えられて何とか1月7日の通院日までもちこたえました。担当の先生にその状況を話したら薬が大幅に増量されました。とにかくゆっくり休んでくださいとのことです。

薬を増量されてから少しずつよくなっています。少なくとも死ななければいけないはなくなりました。ただ、まだ何か目新しいことがあるたびに堂々巡りの思考を繰り広げ、インターネット上で泣き言をもらし、母がいると付きまとっては宥められています。

 

 うつ病になってから周囲にたいして不満が多く出ていました。でも、同じうつ病の方々の話を知るにつれて、自分がかなり恵まれていることに気づきました。食べるものや寝る場所があって治療に専念でき、支えてくれる親がいて、休職させてくれる職場があって。

 

 今日、職場の上司が自宅にお見えになりました。

先週の木曜日に電話があって激しく動揺し、堂々巡りの思考を繰り返し、母に宥めてもらっていました。休職者にたいしては2〜3ヶ月に1度様子を見に行く、在籍できる期間はまだあるというのは知識として知っています。でも、悪いほうへ悪いほうへと考えてしまうのです。もしかしてクビになるのではないかとか。

問題のある言動を思い起こしては後悔していました。1年あまりも休ませていただいているのに休職前より状態が悪いことが後ろめたいです。自分のやることなすことすべてが悪いほうに向かっているような気がしました。

心の病の治療はこれをしたら治る、これをしたら悪化するというはっきりしたものはないらしいです。薬を飲んでひたすら休養と言われているくらいでしょうか。ただ、一時期調子がよくなったときの行動が後悔をたくさん生み出しています。

実際には考えていたことは杞憂というヤツでした。ほぼ書き写すだけの書類を書きながら、不安を解消するような話をしていただき、「休職はまだ延長できるので仕事のことは気にせずゆっくり休んで治してください」という暖かい言葉をいただきました。

 

 在籍できる期間内に回復して復帰できるようになりたいと思います。

 

2005.12.17

 マイナス思考の嵐からようやく抜け出してきているはるです。こんばんは。

 

 少し精神状態が安定してくるとまっとうに社会人生活をしている方々が羨ましくなります。ほとんどふとんの中で過ごしていたのですが、やることがないからでもしかして出勤しなくてはいけないと思ったら起き上がれるのではないかと。

起き上がる練習をしようと思って数日後、異変は起きました。マイナス思考の嵐の苦しみから逃れたくて自殺衝動が出る状態に。幸い通院日がすぐで担当の先生に相談し、対応していただきました。

「1週間後にきてください」

1週間後には何とかなるというのを支えに過ごしました。よくよく考えてみれば先生が患者全員の悩み事や問題点を解決できたら精神科に通院している方々はいなくなるはずです。でも、ひたすらPHSで眠れる時間を待ちわび、曜日を確認していました。そうしているうちに少しずつ後で考えようというのができるように。

今日、病院に行ってきました。

 

気分転換で押入れの中の整理を行なったことでさらに問題点が出てきたのですが・・・。

 

太りすぎて制服がまったく着られません。

 

 少しでも解消しようと昨日と今日、闇雲に歩いてみたら筋肉痛になり、部屋の中を歩くのも辛い状態になりました。

 まだまだ「普通の人」への道のりは遠いようです。

 

http://d.hatena.ne.jp/fujipon/20051216 

 サイトを運営し続ける方の条件について書いている文章があります。放置状態になっている私としてはしみじみさせられました。こんなホームページは嫌いだでほぼすべての条件に但し書きとして、「メル友(知り合い)・そうなるかもしれない方のサイトなら問題ない」と書いている私は友だちをつくりたいという目的のためにサイトをつくり、運営してきたので。

 

 私自身は多分、昔の更新頻度に戻ることはもうないと思います。更新し続ける必要性がなくなったので。

日記を更新し始めた頃と違い、今は様々なネットサービスが充実しています。かつては「サイト運営者だからできる交流」があり、様々なマイナス面を乗り越えてでもサイト運営を続けたいと思うくらいに魅力的でした。サイト運営をしようという方は比較的マメです。返事がきて交流が続いたら奇跡というカンジのメル友サイトやメーリングリストでメールを出し続けるよりは反応があったので。

でも、今はかつてのメル友サイトよりも遥かに充実した機能をもつネットサービスを利用することでより楽しいネット生活が送れます。個人的なやり取りだけでない交流の場が充実していて登録しておけば動きがわかったり、トラブルを防ぐ機能も増えていたり。

 

それでも更新を続ける方はやはり根本的に不特定多数に向けて表現することそのものが好きな方なのではないでしょうか。そういう方々のおかげで楽しめることを感謝しています。

 

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