初めての確定申告

 今年は確定申告をしなくてはいけません。株で約1万2千円の利益が出たためです。比較的元気だった頃に新しい株を買うために手持ちの株を株主優待が受けられる最小単位を残して売りました。ちなみに売った株は売ったときから倍くらいの金額になっています。

 とても微妙な金額。母が言った意味が確定申告の書類を見てわかりました。何枚も書類があり、説明を読んでもよくわかりません。この金額で申告するのだからついでに非課税だけれど養老保険が満期になったものも申告しろと母に言われました。確定申告慣れしている母からすれば「ついで」なのでしょうが、始めての人間である私にとってはそれがまた混乱を招いています。国税局のホームページをみましたが、どこの欄に書けばいいのかわかりません。

上場廃止になって換金できなくなっている株があるわ、上場廃止の危機にあり、手に入れたときの時価から思いっきり下がっている株があるわと不運が続いています。それなのに何故この金額で書類をたくさん書かなくてはいけないのだろうとぼやきたくなります。どちらの株も手放していないので正確には損をしているとは言えないのですけれど。

 

株に全財産をつぎ込んだり、借金したりするなという意味がよくわかります。株で儲けようというのはよほど知識と運がないとダメなのではないでしょうか。「金持ち父さん」になれるのはほんの一握りなのではないかと思います。当分、使わないだろうお金〜結婚資金で株を買ったので結婚できない理由から目をそらすのには役に立っていますけど。「勝ち組」の方に何と言われようが、地道に働いて生活するのが一番。…まともに働けるようになりたいです。

 

ちなみに来年度の申告分からは源泉徴収できるように証券会社で手続きをしました。申告が楽になるという特定口座は既に利用しています。確定申告をしたほうが節税になるらしいです。でも、株を売るのは株主優待の単位を見間違っているか、株主優待が廃止になるときくらいですから。ちなみに確定申告の説明書によると源泉徴収を選択してもマイナスが出たときなどは申告をしてもいいらしいです。

インターネットでも書類作成できるらしいです。プリンターをもっていないので印刷できないから手書きに挑みますが。

 

とりあえず職場から源泉徴収票が届くまでは書けないようです。社会復帰のためのリハビリだと思って確定申告の書類をつくりたいと思います。

2006.2.9

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