批評を受けました2「趣味のWEBページ」

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問題ありません。画像なしのデザイン、文章も小分けにすることを心がけているとなれば、Wordで作成したHTML文書でも十分に軽く仕上がります。もちろん、私が同様の見た目のHTML文書を作成すれば、さらに半分のファイルサイズになります。Wordで作成した文書にはそれだけ無駄(いろいろと意味はあるのですが)があるのです。しかしながら、現時点で十分に表示が軽いとすれば、あえていまさらHTMLと賢いエディタの使い方を勉強する気にもなれないでしょう。それはそれでよいのではないかと思います。

 私はWordで思うようなHTML文書を作成する面倒さに匙を投げ、ホームページビルダーを使うようになりました。ところが段々、HPBを使うのも面倒になってきて、結局はエディタでHTML文書を直接編集するようになりました。ある程度勉強すると、それが一番速くて楽なのです。エディタのショートカットキーをカスタマイズしてお望みの記述をキーボードからチャッチャと処理することに慣れると、マウス片手にGUI と格闘するのはやってられません。ただ、そうはいってもWordで満足しているものをわざわざ環境移行するのも気が進まないでしょうし、動機薄のままつまみ食いしてもさして得るものがないでしょう。

 お仕事で大量の文書を操作する場面に出くわし、ワープロではなくエディタを使わなければ処理できない状況が訪れたら、ひとついい機会かもしれません。HPBのようなHTML文書をワープロ感覚で作成できるソフトというのは、根本的な作業の効率化にはあまりつながりません。だから、慣れたWordから移行するならエディタなのですが、このときHTMLもエディタの操作も両方勉強することになって嫌になります。エディタの操作をまず習得できるなら、それに越したことはありません。(HTMLを先に勉強するとメモ帳などでHTML文書を編集することになりますが、これではWordで作成するより非効率です)

 今のままでもいいけれど、できればHTMLを勉強してエディタで作成するようにした方がいい、ということには理由があります。各文書のサイズは小さいのですが、今、フォルダの構成がたいへんなことになっていますね。大量のファイルが全部ひとつのフォルダに並列におかれています。ある意味わかりやすいのですが、やはりもう少し整理しておいた方が後々よさそうです。
 ところが、現在のフォルダ構成を変えてしまうと、既存文書同士のリンクをみな書き直さなくてはなりません。Wordでは、これをひとつひとつ手作業で直さなければならないので、面倒だなあと思っていつまでもフォルダ構成を見直すことができず、そうこうするうちにファイルがまたどんどんたまっていくという悪循環に陥ります。

 Webサイトは日記のようなもので、ことによると10年、20年とファイルがたまっていく可能性があります。今の10倍、20倍のファイルを、将来的には扱っていく可能性があります。ですから、いつかはフォルダ構成を見直さなくてはなりません。かといって、Wordで作業するのはバカバカしいですね。そこでエディタの出番になるわけです。遅かれ早かれ、こうしたことについては考える時期がきます。ある意味一番楽なのは、古いサイトを捨ててしまうことです。たまったファイルをリセットしてなしにできるので、当面の問題はなくなります。けれども、それでいいのか、という疑問は残ります。それでも、多くの方はこうした方法をとりますね。古いサイトを放り出して、新しいサイトをはじめるわけです。

 まだまだ今の3倍くらいまではファイルを増やしても頭がついていくでしょう。だからしばらくはいいのです。問題はその先です。ただ、一朝一夕に対応できる話ではないので、今の内から問題を認識することだけはしておいた方がいいと思います。

 以下、参考までに私のよく使うソフトを示します。
TTTEditor
Speeeeed 2xExplorer
http://homepage1.nifty.com/taka36/t3editor.htm
http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/020316/n0203162.html
http://www.ekiis.com/Freesoft/html/2xExplorer.htm

 とまあ、長々と余談のような解説をしましたのは、正直いって早急に改善すべき点というのが見つからなかったからです。
 以下、呆気ないほど簡単なアドバイスになってしまいました。どうもすみません。

視覚効果:

はる様のサイトはパソコン(OSWindows)の画面で見ることを前提にしていらっしゃるのだろうと思います。そうである限りは、まずまず問題ないといえそうです。一部のディスプレイでは水色の文字が見にくいのですが、まあ読めなくても問題ない情報なので、とくに気にすることもないでしょう。

操作性:
 ナビゲーションがページの最後に用意されていることについてはいろいろな意見があるのですが、私は肯定派です。私のサイトではナビゲーションを内容の前へ出しているのですが、これは一長一短であって、どちらが絶対に正解とはいえません。

 実際にはる様のサイトを一通り巡回してみましたが、単に巡回するだけならたしかにナビゲーションはページの上方にあるのが便利です。しかし、記事をしっかり読んでいくなら末尾にあるのが理に適っていますよね。

 また個々のナビゲーションには上下、前後、の関連文書へのリンクがしっかり用意されており、親切な作りになっていますね。
 「前略訪問者様」も前後の文書へのリンクを用意していただけると読者に都合がいいと思います。

 ところで、表紙へのリンクがみなサーバ上のURI になっていますが、これではローカルで内容をチェックする際に困りませんか。

内容の充実:
 順調にサイトを運営されているようですから、とくに問題もないかと思います。

 これは感想ですけれども、私はオフ会に興味がなく、サイトの宣伝も虚しいと思うので、そのあたりの記事はとくに興味深く読みました。
 私は宣伝はしないよりはした方が効果があると思っていますが、いくら頑張っても宣伝だけでは1100ヒットも不可能だということを、かつて手伝っていたサイトでつくづく思い知らされました。その後、こうしてアドバイスサイトとして方々のサイトの様子を拝見して回っているわけですが、やっぱり宣伝を頑張ってもダメなところはダメなんですね。

 オフ会、今度ははるさんが幹事(?)で開くのですね。JRのイベントへの共同参加、ということのようですけれども。私にはよくわかりませんが、何人も参加者のいるものなのですか。メーリングリストなどに参加されて研究に余念がないようなので、よい結果となることを期待しております。

 以上です。

 

 できることから少しづつ改善しようと思います。「前略訪問者様」の過去ログの前後リンクとかですね。

 実は「前略訪問者様」は場当たり的に始めたのできちんと見てくださる方もいらっしゃると思っていませんでした。前後へのリンクを付け加えようと思います。

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44.エンターティメントとしてのWEB投げ銭

46.デキると言われる人になる