前略訪問者様2004.12月後半

2004.12.31

 年末休みになってからほとんどをふとんの中で過ごしているはるです。こんばんは。いくらでも眠れます。というカンジです。

 

戦力外モードで休みまで突入を心がけていました。必然的にそうなっていました。周りも気遣ってくれて、難しい話題は振りません。決められた作業を淡々と行うのがやっとなので、何気なく問題を掘り起こしてしまうことも防げていました。28日の作業終了までは。

問題提起するつもりはまったくありません。ただ、口を開くと何故かたいてい地雷に突入してしまうのです。

常に問題意識をもち、前向きに取り組む心がけは重要です。元気なときなら向上心ということで話だけでも聞いてみる価値はあるでしょう。でも、「少し前向きになってから今後のことを検討」という人間はやめたほうが周囲のためでもあると思われます。

 環境を変えれば地雷に踏み込むことは避けられるのではないかと思いました。でも、環境を変えても私という人間は地雷突入を避けられないのかもしれません。

 

 とりあえず29日のオフ会に行ってから考えることにしました。

会話を聞いて楽しいと思った自分がいる。話を弾ませるまではいかないけど話ができた自分がいる。ドツボなメールを送っても返してくれる方がいる。メールを送ってみようと思える自分がいる。

まだ大丈夫かもしれません。そう思いました。

 

Simpleの2004年ベスト「沈黙のオーディエンス」

http://umi.no-ip.com/simple/ (サイト)

http://umi.no-ip.com/simple/pdone.html?id=347 (本文)

 インターネットでは可能性があるのになかなか反応が得られないことがストレスになることを書いています。でも、可能性がまったくないわけでもないことが救いにもなるような気がしました。

 

2004.12.26

 昨日病院に行って、思いつくままに話していたら、薬が激しく増量されました。メインの薬が最大量とかいっていたような。

 「必ず前向きになれますから。正月は休めるのですか。とりあえず家でゆっくり休んでください」

 昨日の夜、薬を飲んだら堂々巡りの考えもなく、悪夢にもうなされず眠れました。ぐるぐる考えはじめると意識がぼやけます。おきてからも気分が何となく明るくなってきたような気がしました。頭が重いので動くのに少々苦労するのが難点ですが。

 薬で生き延びているなぁと悩むことがしばしばあります。でも、ドツボの直後はつくられた平穏でもいいと思います。

 ただ、この現象が起きると、職場でも何か考えなければいけないことが起きたら意識がぼやける→また倒れるになってしまうのでは?という気がしました。

 とりあえず2週間後にもう一度病院に行くことになりました。少し前向きになった状態で今後のことを考えるとのことで。

 

 (一体、私はどうすればいいの?)と思うことが公私共にたくさんあります。どうも何かを望んでいるらしいです。ただ、具体的にどうすればいいのかわかりません。様子を見ていると、期待通りに動かないことで苛立っていくようです。

よく上の人間が下の人間に望むものとして「気がきく」というのがあります。空気を読んで、言われる前に動くというヤツですね。何も言わずとも望みどおりに動いてくれたらそれは快適でしょう。

(それ、よほど能力が高くないと無理ですから)

矛盾しています。情報量が少なければ少ないほど、状況を分析し、解決方法を選択して、実行するのは難しいはずです。それができるのはあらかじめ多くの知識があり、かつそれらを組み合わせ、応用できる「優秀な人間」ということになります。

 これは自分より劣っているはずの人間に高いレベルの言動を要求していることになるのではないでしょうか。望みどおりの結果が出せるようにするには自分で処理するときよりも具体的で、きめ細やかな説明をしなくてはいけないはずなのです。

 

 チャットなどで恋愛の話をしていて同じことを思うことがしばしばあります。

(相手のことを何も言わなくても何でも願いを叶えてくれる神様だと思っているのだろうか)

「好意を伝えたので後は相手にお任せ」ではいつまでたっても話は進まないのではないかと思います。相手も好意をもっているらしいとわかったら、親交を深める機会を増やす具体的な提案をしたほうがいいと思われます。親交を深めたい相手から気が進まない内容の誘いがあった場合はただ自分の望みどおりの形になるのを待つことなく、自分の望みの形になるようにアピールすることも必要でしょう。

それすらもなく相手をただ責めるのはどうかと思うのです。

 

 薬の効きがまだまだのようです。

 

2004.12.24

仕事のことで悩んで眠れなくなり、本日、目を回して早退したはるです。こんばんは。

横になっていたら回復したのですが、帰ったほうがいいと強く勧められました。忙しい中、帰るのはとても心苦しかったです。ご迷惑をおかけしました。

能力を超えたことを考えてもどうしようもないとわかっていても思考がとまらないのが厄介なところです。このままでは仕事に支障が出てさらに迷惑がかかる場所を変えて休んでみたり、気晴らしをして、休む努力をしました。でも、これで眠れるはずだと思うとまた考え出してしまって・・の繰り返し。

 厄年にふさわしいクリスマスイブです。

 

 サンタさんに「健康な心身」をお願いしておきます。

 

2004.12.21

 風邪継続中ですが、咳ごほごほしている方がいるので目立たなくなってきたような気がするはるです。こんばんは。

 

 緑茶が風邪にいいらしいので緑茶を飲んでいます。抹茶と一緒に衝動買いしました。意外と飲まないで、賞味期限が気になってきていました。家で飲むお茶はお茶パックに入れて大量につくってポットに入れています。緑茶のように何度か入れられるお茶はそういう入れ方に向いていません。でも、賞味期限を迎えてはさらにもったいない・・。妥協案。急須で入れたものを大量につくり、ポットに入れました。

 やっぱ一回一回入れるよりは味が落ちるなぁ・・。

 

 何となく寂しい今日この頃。体と心が弱ると心細くなるのでしょうか。「これでいいのか」という心の声が強いのです。プライベートでインターネット以外にろくに交流もせずに一生過ごすのかと。

なんてことをチャットなどで話しております。

「クリスマスシーズンだからね☆」とか話していると一人じゃないなぁとほのぼのします。パートナーがいる方々も多いのですが、フリーの方々も。「じゃあ、相手が探せるね」と思われそうですが、意外とないですね。私だけがないとかではなく。何となく話す方々がいる空気を崩したくないのかもしれません。

 

そういう話題が多いせいでしょうか。男女問わず「誘われたら・・」という言葉をよく聞きます。メル友探しのことを思い出します。懸賞に応募するかのようにメールを出しまくった日々。ひたすら動いた時期もありました。

動いて、選ばれる側になるのはかなりの気力・労力が必要です。「誘われたら」が「誰でもいい」ではなく「好みだったら」というのはいうまでもありません。

 

元々に女性に多かったのですが、男性も待ちの姿勢の方々が多くなったような気がします。随分、変わりました。インターネットを始めた頃は女性と書くだけでメールが大量に届いたものです。もっとも大半がハンドルネームとメル友になってくださいだけとか、せいぜいプロフィールくらいしか書いていませんでしたが。プロフィールがあるものはそれを元に何とかメールを書いて出したら、楽しげなことが書いてあるけど「書いたことに一切触れられていない」コピーと思われる返事が届くこともしばしばでしたが。

 

 どうしてもというのでなければリスクを背負いたくないよなぁ。

 

 適度というのができないと自覚する私はほかの方々はどうするのだろうと見学するために待つ側に回ってみるのでした。

 

2004.12.19

 今日も休養日のはるです。こんばんは。

 「目指せ、風邪完治」はなかなか難しいですね。低空飛行で祝日・土日・年末にたどりつけるようにと目標を下げてみました。

 

 昨日は図書館の期限がきているので近所の図書館に行きました。来週は病院に行かなくてはいけないので大きい図書館に寄れます。1週間で読み終われると年末年始の本が借りられて、いいカンジです。調子が悪いと読む速度が落ちるので分厚い本とか、入り組んだ本とかは読み切れないでしょう。

ほのぼのできるような、癒し系の本がいいなぁ。意外と探すの難しいですね。気力・体力がイマイチなのですぐに疲れました。

 

雑誌コーナーで休憩していたら、40代女性向けの人間関係の特集がありました。

(どういう選択をしようが悩みは尽きないんだなぁ)

物語のようにゴールはないと改めて気づかされます。未婚の方、結婚している方、離婚している方。それぞれ悩んでいます。

 何とか抜け出して、ゴールにたどり着いてほっとしたいです。でも、そこは新たなスタート地点なのですよね。時折、もうダメだと座り込みたくなります。現在の私は傍からみたら「立ち止まっているのか、歩いているのか」という状態でしょう。普段は自分のことだけでいっぱいいっぱいですが、ふと外に目を向けるとパワーに圧倒されます。それでも低空飛行すらも維持するのがキツイ。

 (でも、そういう人たちも悩んでいるんだろうな)

 雑誌に載るような方はパワーがありそうな方々の中でもさらにパワーがありそうですし。

(じゃあ、私が凹んだり、悩んだりしても当たり前だよな)

自分を正当化。自分がかわいいのは当然のことですが、気力が落ちてくると意外とできなくなってきます。だから、本当に気力がないときはともかく、ちょっと気力が湧いたら自分を正当化する材料探しくらいはやったほうがいいかもしれません。

 

 負のパワーは探していないし、求めてもいないのにやってくるのですけどね。不思議なものです。

 

2004.12.18

また風邪で仕事を休んでしまったはるです。こんばんは。

例年のように治りかけてはうつされて・・を繰り返し、低空飛行。でも、年末休みまで乗り切れるといいなと思っていたのですが、また乗り切ることができませんでした。とりあえず風邪薬を飲んで2次災害はやらずに済みましたが。さりげない気遣いが暖かいのですが、申し訳ない気持ちをさらに誘います。

母親から高級健康ふとんをプレゼントされました。親心が暖かいのですが、自分の不調が親をそういう世界に・・と後ろめたさを感じました。こういうときにぐだぐだ言わずに素直にありがたがれる人は対人能力が高いのだろうと思います。

 

 「共通敵」がいると「仲間」の絆が深まったような気になるというやつですね。係わることがないだろう第三者をターゲットにしている場合はイケナイ心のエッセンスとなることでしょう。でも、係わることがある人間のほうが様々な感情が強くなるため、同じ意思をもつ人間が集まったときにはより団結力が生まれます。

 その快楽を求めると関係者の誰かを「悪人」に仕立て上げていくことになります。攻撃したり、排除したり。「悪人」は努力したり、反発しつつも、やがて疲れて係わらないようにしようと距離を置くことが多いでしょう。接点が少なくなってくると「攻撃する材料」が減ってくるので、やがて新しい「悪人」を求めることになります。

 そういう体質の集団ではたいてい初期のうちに去る人間になってしまうので結末を見ることはありません。結末はどうなるのでしょうか。打たれ強い人間か、うまく立ち回ることのできる対人能力の極めて優れた人間か、傍観者が残ることになるのでしょうか。

 覗いてみたいような、怖いような・・。複雑な心境です。

 

 対人能力の低い私はぬるま湯につかったような環境を探して今日もさまよっています。

 

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