前略訪問者様2004.12月前半

2004.12.12

年賀状は毎年の成長を見守ってもらうことにしたはるです。こんばんは。

新しいからインクをはじくのかなとスタンプを石鹸で洗ってみました。ちょっとよくなりましたが、まだまだムラがあります。しごいたティッシュでこすってみました。あまり変わらず。この調子でやっていると多分、今年も大晦日を迎えてしまいそうです。成長を見守っていただくということにしてはがきに押してしまいました。

 

 Simpleでここのところ、気になるネタが多いです。(正確なタイトルはリンク先のサイトをみてください)

 http://umi.no-ip.com/simple/ 

 

 木曜日にデートに誘われたら断ったほうがいい

 http://umi.no-ip.com/simple/pdone.html?id=410 

 「ザ・ルールズTHE RULES―理想の男性と結婚するための35の法則」ワニ文庫のネタです。価値ある女性に見せるテクニックの数々が書かれています。

この本で理想とされる男性は成功者で狩猟本能が高い傾向にあり、女性にたいしても価値があるものを手に入れたいという狩猟本能が強い可能性が高いと思われます。ただ、よほど魅力的な女性でないと本気で出会いがなくなるような気がしました。いくら人が多いところにいったとしてもその他大勢になっちゃいますし。

 一生駆け引きしながら生きるのは辛そうです。好きな人をたくさん見たいし、声もたくさん聞きたいし、たくさん会いたいし。できる限り願望に正直に生きたいと思います。その結果、軽く見られ、大事にされないかもしれません。でも、あまりにないがしろにされたらさすがに好きな気持ちが冷め、ほかの男性に目が行くようになるからいいのではないかと。

 と開き直った私は負け犬街道驀進中です。

 ちなみにお互いに自分の価値を高くみせようと待っているといつまでたっても進展しないような気がします。待つ人間が増えてしまったので、独り身が多くなったのでしょうね。

 

 この本の影響は大きいらしいです。恋愛話をしていて「前日に誘うのは大切にされていない」という方もいます。雑誌の記事で飲んでいる最中に呼び出しされるのは軽く見られています。本当に誘いたかったら最初から誘っているというのもありましたね。

 (都合が悪かったら断ればいいのではないか)

 それで怒るような男性とはさすがに関係を見直したほうがいいかなと思います。・・意外と多いですけどね。いつでも希望通りに動いてくれる人が欲しかったら、真剣に付き合うつもりでなくてもそれなりに努力が必要ということがわかっていません。

 

 「負け犬」女性はコミュニケーションスキル不足

http://umi.no-ip.com/simple/pdone.html?id=411 

 私は確実に当てはまります。

 ただ、スキル不足はどちらか一方の問題ではないですよね。コミュニケーションは一人ではできませんから。好意をもち、歩み寄りたいと思っている場合はコミュニケーションの余地があると思います。相手の言葉に係わることを一切言わずに、延々と独り言を言うというのでなければ。

「負け犬の遠吠え」でオタク青年について書いているのはコミュニケーションスキルの有無よりも「係わりたいという意思をもってくれないだろうと思われること」を問題にしているような気がします。

 

2004.12.11

 やっと週末をむかえてほっとしているはるです。こんばんは。

 (おちつけ〜。おちつけ〜。あああ。逃げたいよぉ・・)

どん底のときより、復活傾向のときのほうが凹みやすいという説明を証明するかのようです。パニクって、自己嫌悪い。よくうつ病の説明で「思考がまとまらなくなりますが、病気が治れば元に戻ります」とありますね。・・治るまでこのまま?

(大丈夫。元々、たいして思考力があったわけでないから・・)

 すでに元の自分がわからなくなっていますけど。

 

 「ヲチ先は貴重な資源。荒らさず、まったりとネタにしてくださいよ。突撃房はやめましょうよ」

と言いたくなる今日この頃。どうも私は一部の努力する方々にとって腹が立つ存在らしいです。

人間、努力したからにはそのことを認められたいというのがあります。嫉妬され、羨望されると、手にした喜びをさらに味わうことができることと思われます。その場合、自分より下のレベルの人間をターゲットにするわけですね。

でも、同じ土俵である程度がんばっている人間でないとその本当の価値はわからないのですよ。「スゴイね」と言っても、博物館にある展示物をみて「こういう珍しいものがあるのか」と同じようなものになってしまうのです。「見たこと」が価値をもつレベルですね。

上を目指せば、目指すほど理解できる人間は減っていきます。同じ土俵でがんばる人間がどんどん減っていきますから。

土俵をおりてしまっている人間を責めても「なんか怖いなぁ」になってしまうのです。「嘗めている」のではなく、本当の価値が理解できていない故に結果として認めていないような言動をとっているのですから。

認められたいからはじめた努力だとしても、最後には自分との闘いになっていくのではないかと思います。様々なジャンルで同じように闘っている人間というのはまずいませんから。

 

こういう風にネタにするからむかつかれるんです。

 

2004.12.7

 何となく更新頻度が戻ってきたはるです。こんばんは。

 やっぱり書くことそのものが好きみたいです。

 

「空気が読めていない」「会話をとめている」という言葉が気になって、サイトの更新についても考えてしまいました。

 

様々なバックボーンをもつ不特定多数が参加するインターネット上の交流で全員が盛り上がるというのは無理。楽しむためには自助努力。ついていけそうな話題にとりあえず反応しましょう。その場の話題でついていけなかったら自分で話題を提供するか、ほかの場所を探しましょう。「つまらない」「やめろ」という言葉を使ったら荒らし認定されても文句は言えません。(無意味な改行で読めなくする、内容のない罵詈雑言にたいするものを除く)

 

というスタンスで挑んでいます。というわけで当然、反発しました。自分なりの改善案をあげることなく批判のみするのは誹謗中傷と同じだと思っていますしね。

ただ、感情的には・・凹むのですよ。自分側が話して楽しいと思っていた方に言われると。人間関係って理屈では割り切れないところがあります。その何となくというニュアンスが読めていないなというのは常日頃、感じていますし。

 

文中リンクを貼って同じ話題について話しまくるのはよくないのかなぁとか。更新が少なくなったのは文中リンクしたからかなぁとか。アクセスは少ないのですが、検索エンジンでたどり着く方々が多いので、アクセス解析に引っかかる可能性もあるかもとか。

 

たどり着く方は見る覚悟ができているから、一方的に話すのでもいいのではないかと思いました。ジオシティー規約に違反するような内容でなければ問題なのではないかと。

 文中リンクもがんがんしてしまいましょう。書いた内容から派生していくことで潰れるような方々はサイト運営に向いていませんから。イヤだけど表現したいようなら工夫すべきでしょう。アクセス解析をつけない。掲示板をつけない。メールアドレスを出さない。それらは批判されることもありますが、義務ではないですし。

 

 いい人=都合がいい人だし、自分をかわいがってあげなきゃだめじゃない?

 

2004.12.5

 だらだら過ごしていたはるです。こんばんは。

 一応、外出しました。図書館で借りた本が週半ばで読み終わりそうだったので読んで図書館で新しい本を借りに行ったので。朝は眠っていますし、夕方も乗り換えが多くて本を読まないこともしばしば。でも、ないと何となく落ち着きません。

 

 前回、借りた本は林真理子の本が多かったです。パワフルでバイタリティあふれていて好きだったのですが、大きい図書館にはあまり置いていないのでご無沙汰していました。

 久々に読んだらパワーに圧倒されました。

 デビュー当時からスノッブ礼賛で、現在は本人がエグゼクティブですが、方針は変わらず。私の場合はブランド品や高級店の名前はほとんどまず林真理子の本で目にするような気がします。

就職した頃はお給料ももらうことだし、これからはオシャレも・・とファッション雑誌を買ったものでした。でも、あっさり元のようにライトノベル・漫画中心に戻っていました。人に見られる快楽と人を見る快楽のうち、後者の比率がかなり高いようです。

 

 林真理子の本にはエグゼクティブな男性たちがたくさん登場します。エッセイでは友だちだったり、ミーハーだったりするのですが、小説では主人公と恋愛という形で係わってきます。この話題にしようとして思ったのですが、林真理子だけではないですね。少女漫画やライトノベルのヒーローもほとんどがエグゼクティブ。あの冬のソナタもエグゼクティブやオシャレな職業のお兄さんばかりでした。

なんだかんだいっても女性はエグゼクティブが好きで、恋愛したいと思っているというやつでしょうか。

 私の場合ははっきりいってそうです。憧れます。ライトノベル作家を目指していたときはとりあえず男性キャラクターはエグゼクティブにしておきました。

ただ、そういう女性でも行動は2種類に分かれるのではないかと思います。また実際に付き合うために努力するタイプと、夢みてミーハーするけれどいざチャンスに出くわすとびびるタイプと。

 

 女性がエグゼクティブにミーハーするのは男性がグラビアアイドルを見て楽しむのと近いような気がします。あ、男性はチャンスがあったらびびらないのかな。

 

2004.12.4

秩父夜祭りに行ってきたはるです。

 

 通勤のときにポスターを毎日のように見ていたから何となく行きたくなりました。

職場で仕事帰りに行って、終電で帰ると言ったら「無謀」と言われました。凄まじい人がいて、乗れないとのこと。車は当然、通行止めになっているのでタクシーを使って電車が動いているところまで行くという技もよほど現地を知らないと難しいと思われます。

帰り際までどうしようかと思っていたのですが、行ってみることにしました。乗れなかったらコンビニなどで過ごすということで。芝桜の時期に秩父に行ったときに和太鼓を披露していた方が「宿がとれないというけど宿を取らないでいい。祭りは一晩中やっているので一晩中盛り上がってくれ」と言っていたことですし。

 

乗り継ぎのたびにそこから出発だったためでしょうか。行きはほとんど座れました。飯能までは通勤帰りと思われる方々が多かったので、その中の一人という風情。でも、その先になると祭りに向かう人々の電車というカンジです。何となく空気が違うのですよ。賑やかに騒ぐ方々がいたり、家族連れがいたり。

やはり誰かと行くものだなぁとしみじみしてみました。

ただ、心の隅で「ネタ的においしいシチュエーション?」と思うあたり、細々とやっていてもサイトオーナーとしての資質がレベルアップしてきているような気がします。

 

 西武秩父駅に到着するとものすごい人だかりでした。地元の企業が提供している風情の屋台がずらり。大きいオーロラビジョンが祭りの中継を映し出しています。インターネットで調べましたが、終電時間をもう一度確認。大きいボードで各方面へ帰れる最終電車が貼り出されています。さすが大きいお祭り。使える時間は約2時間半というところでしょう。

とりあえず腹ごしらえ。普段、あまり食べそうもないものを食べてみたいところですが、ソバ・うどんがほとんどです。寒いから体が温まるものが売れるでしょうしね。すいとんを買ってみました。

 

その後、人ごみの中に突き進んでみることにしました。お祭りのメインといえば曳き車。でも、土地鑑もないのに暗い中探してまわると確実に路上宿泊決定でしょう。とりあえず駅前以外の雰囲気も味わい、もし出くわしたらラッキーということで。

 賑やかです。商売としてやっていそうな屋台がたくさんありました。その間に駅前のお土産屋に入っている名産品のお店があります。ドンという音で振り返ると空一杯にカラフルな光。立ち止まって花火を眺めて、和太鼓とお囃子の音の方向に行って演奏を見て、屋台を覗いて。

秩父神社まで行って、駅まで戻ることにしました。

途中、秩父鉄道の駅に人だかりができているので見に行ったら板の上から曳き車がちらりと見えました。板の向こうはお金を払ってみる席のようで「普段は貼っていないのにわざわざ貼って、もうけてやがる」とぶつぶつ言っている人。隙間から覗く人。昇ってみようと試みる人。一応、試している方法を全部やってみました。

なかなか次のがこないようなので諦めて駅に戻ることに。

時計を見ながら行きにいいなと思った食べ物をもう一度見て、割と余裕をもって駅前についたのでお土産屋を再チェック。遠いとデパートやスーパーの物産市に出たりするのですが、微妙な距離なのでかえって普段は買えません。とりあえず「おなめ」はデフォで。

 

 15分前に駅に入ったのですが、既に電車はぱんぱん状態でした。乗ろうとすると「もう入れないよ」と言われまくり。遠慮して入れそうなドアを探しているという雰囲気を漂わせながら、駅員さんが放送したときに割り込みました。15分前だから。その後もどんどん人が入ってくるから。出発時には真ん中辺までいきました。

 奥さん相手にずーっと文句を言い続けている男性がいました。内容については激しく同意なのです。行くのどうしようかなと悩んだ理由がほぼ全部出てきました。ただ、1時間くらい聞いていると「快適度は出費に比例するよね」とツッコミたくなります。

 

 どうも人とずれているような、何となく取り残されているような気がして仕方がなかった今日この頃。それが和らぎました。

 (大丈夫。同じようにお祭りに興味をもち、同じように最終電車で帰ろうと思った方々が、日帰りで帰れる距離にたくさんいる)

 どこも似たようなものだよといいながら、人がたくさん集まるのは一人ではないと確認したいというのがあるからかもしれないなとちょっと思いました。

 

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