そして、また旅へ

 ここ一ヶ月ほど、調子がよくないです。疲れが抜けないで、頭の線が切れているんじゃないかと思うことがあるし、何となくイライラしています。

 

 コラムを書くのにも時間がかかります。前は割と簡単に書けていたんですけどね。投稿ペースが落ちていないし、コラム自体のテンションは高いので敏感な方でないと気付かないかもしれません。コラム以外に書いているものを目にした方々は何となく気付いているかも。

 ←「はじめ〜る♪」読者で私のコラムしか読まないという方もいるようです。私のコラムのためにわざわざとっていただけるとは・・。でも、少なくともお知らせと「サイト奮闘記」は読んでおいたほうがより楽しめると思います。特に「サイト奮闘記」は内容に反応していること多いんで。

 

 スランプというやつですね。

 

平成十三年四月末に初めてのコラムを投稿してから、ハイペースで書いていましたからねぇ。投稿がないとあると何だか気になって。・・読者投稿でそこまで気合入れないでもと思われそうですし、自分でもそう思うのですが。マニアな読者だからでしょうか。

でも、私のようにアクションを起こさなくても「サイト奮闘記」に心を揺さぶられる方々、多いんじゃないでしょうか。生身でぶつかっているという感じですからね。

 

私も本音をさらけ出しているようですが、ボーダーラインはあります。少なくともメールよりは考えています。

自分に興味をもってメール交換をしたいと思った方と、興味がないけどそこにあるから読む方々もいる不特定多数とでは、理解しようという気持ちと許容範囲が違うと思いますので。

 

不特定多数向けの文章というのは「その文章だけで一つの完結がある」というのがポイントです。メール交換の場合はそれまでの蓄積と、わからなきゃ聞いてくれるからその時点で付け加えればというのがあります。不特定多数の場合も聞いてくれる場合もありますが、稀と思っていいでしょう。

 

「サイト奮闘記」もそうだと思います。でも、そのボーダーラインがメールに近い気がします。だから、メールじゃないと書いても返事を出して、返事がこないと文句を言ってしまう方々が出てくるのではないでしょうか。

 

文章技術ははっきり言うと私のほうが上だと思います。かつてはプロを目指した人間ですから。他人が何と言おうが自分が上と思う人間でなければプロを目指す資格はないと思います。だから、「サイト奮闘記」の自分のサイトはとにかくいいという姿勢、共感します。

 

でも、作品としては「サイト奮闘記」に敵わないと思います。文章は技術でないと痛感させられます。あの内容ならもっと短く書ける、など粗捜しはたくさんできます。「ネット一人旅」はそういう側面があります。古い読者さんは懐かしいネタが多いんじゃないでしょうか。オーナーさんにとっては一種の挑戦状ですね。(笑) 「サイト奮闘記」を読んだ方がより楽しめるというのはそういう意味です。

 ただ、確かに文章としては読みやすくなるけど、その分、迫力がなくなってしまうんですよね。現在の私ができる限りの技術をつかって、カバーしているんですが。

 

だから、「サイト奮闘記」は人気があるんだろうと思います。変なことを書いているからバックナンバーを公開するのはと書いていましたが、公開する際はそのまま公開してほしいなと思います。手直しすると魅力が半減してしまうので。

 

意地とプライドにかけて挑戦している分、疲れが出てくるんでしょうね。ネタに制約があるところもきついです。自主規制というやつですけど。

好き勝手書いているようですが、一応は配慮しています。

 

ネットナンパ対策やっているところで、伝説のネットナンパ師JJ氏の情報が見つかって感激しました。いや〜、探すのに苦労しますね。定期的に検索エンジンで検索するのはもちろん、ナンパ・女の子と遊べるなどの文字を見たらとりあえずリンクたどるんですけど。JJ師の文字を見てもリンク切れになっていることが多くて。・・とか書けないですから。

JJ師の情報探しは私のネット生活の中心テーマになっています。

 本があると知り、探しているけどみつからないんです。注文しようと思いつつ、悩んでいるのでまだまだ正統派ファンとは言えないんですけど。でも、勇気がいりますよねぇ。

 

 そんな私は後藤よしのり氏のファンでもあります。コラムに書いたことが「金ぴか本」に書いてある〜。去年出ているけど買ったのはおとといなんです。信じてください〜。というくらいに近いものがあります。

私のコラムが割と好きという方はどうぞ。ちょっと大きい本屋に行くと山積みになっています。ホームページはこちら。http://www.goto-yoshinori.com/

 ・・というネタもちょっと問題あるでしょうしねぇ。

 ←はるの精神構造に問題が? でも、どんなジャンルでも極めようとする方は凄いものを持っていると思います。・・あ、この言葉も後藤氏は書いていましたねぇ。

 

 以前は受け取ったら即返事を書いていたメールも滞りがちに。メール交換でたまったストレス解消のはずが本末転倒です。

挙句の果てについつい周囲に八つ当たりしているような気が・・。申し訳ありません。

ここで謝っても意味ないですね。でも、さすがに「ネットでコラム書いているんだけど最近、何だか行き詰まっていまして。むしゃくしゃするんで、ついつい粗捜ししては言いがかりつけている気がします。ごめんなさい」と堂々と言えないです。

元々、「いい性格」しているのに拍車かけてどうする・・。

←インターネットについて扱っている記事でよくネット人格といって、現実社会と人格が違うことがあると言われています。現実社会でおとなしい方がネットでは社交的とか。でも、私はネットだから、現実だからといって人間性がそうそう変わるものではないと思います。普段もどこかでそういう部分が表れているのではないでしょうか。

 

 しばらくコラムを書くのを中断しようと思います。

 

 ネットでは誰もが一人で旅に出ます。でも、けっして一人ではありません。同じネットの旅人たちと出会い、触れ合い、励ましあい、時にはぶつかって、思い出をつくっていきます。

同じ旅するもの同士、どこかでお会いすることがあることがあると思います。そんな時は是非、声をかけてください。一杯やりながら旅の話でもしませんか。実際に杯をかわすことはできないかもしれませんが、お互いにパソコンの前で飲むということで(笑)

 

 最後まで読んでくださってありがとうございました。

  2001.9.29

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