「自己防衛について」をメルマガに掲載してもらったところ、メールアドレスを載せることの危険性についてご指摘のレスをいただきました。
{インターネット上にあるメールアドレスに反応して自分の分身をそのメールアドレスに送るコンピューターウィルスがあるそうです}
このレスを見てよくよく考えたら、私も掲示板に直接アドレスを載せたことはありませんでした。返事を出す時に直アドで送ることは多いですけど。メーリングリストではアドレス公開していますが、厳密には不特定多数が見る場とは言えません。
ウイルスについてははっきり言って、考えていませんでしたね。
というのも私はウイルスチェックソフトを使ってメール受信時チェックとホームページ閲覧時チェックを行い、さらに週一で全体のスキャンをかけています。
でも、パソコンを買って、すぐにウイルスチェックソフトを導入するとは限りませんよね。私もパソコンの初期でウイルスチェックソフトが入っていたので半年くらい買いませんでしたし。
というわけで今回は「ウイルスチェックソフトの必要性」について書いてみたいと思います。
パソコン雑誌を見るといろいろなウイルスチェックソフトが紹介されています。ノートンのアンチウィルス、ウイルスバスターあたりが有名どころでしょうか。
でも、結構いい値段がするのでためらうものが。パソコンを買うという大きな出費をしたばかりですし。
パソコンにも一応ついているし、変なところに出入りしなきゃ大丈夫。そう思うのも無理はありません。私もそうでした。
でも、普通のサイトに出入りしているつもりでも、リンクをたどっているうちに怪しいところに入ってしまうこともあります。慌てて出てきても既に感染ということもありますよね。
メル友募集をして、メールのやり取りを始めたら実は悪意をもっていたり。本人はいい人でも悪意がある方とメールのやり取りをしてしまったということも考えられます。
パソコンについていたウイルスチェックソフトもある程度は使えます。でも、次々とウイルスは開発されているので新しいタイプには対応できません。また、メール受信時・ホームページ接続時チェックがついているタイプは少ないのではないでしょうか。
添付ファイルを開くと感染するタイプが主流のようですが、中には受信・接続しただけで感染するタイプもあるようです。
さらにコンピューター乗っ取りの危険性もあるようです。新聞で見たのですが接続しただけでコンピューターに侵入、中のデータを自由に読み、改ざんできるそうです。
インターネットの危険はたくさんあります。でも、それ以上にインターネットを利用することのメリットはたくさんあります。危険性に怯えて狭い範囲で利用しているだけなんてもったいないと思いませんか?
というわけでできるかぎりの自衛手段を用意して、いろいろなところに出入りし、サービスを受けて、いろいろなことをやってみることをお勧めします。
個人的にはアングラ系を覗いてみるのも悪くないと思いますよ。普通の生活を送っていれば、現実社会では接することはまずないんですから。
ただ、破滅願望がない方はネットだけと割り切ったほうが無難です。危険な時、ネットなら接続を切ってしまえば簡単に逃げられますが、現実社会ではそうはいきませんので。
ちなみにウイルスチェックソフトは万全ではありません。技術がある方なら簡単にパソコンシステムを乗っ取ったり、壊せるだろうと思います。
でも、そのためにはウイルスチェックソフトを無効にする手間がかかります。
そういう技術をもつ方々は機密情報を扱っている企業・機関などならともかく、ごく一般の利用者にそこまで手間をかけることはまずないはずです。労力の割にメリットがほとんどないですから。
手間をかけさせるだけで被害はほとんどなくなります。技術や知識がなくてもベテラン並みの自衛力を得られるウイルスチェックソフト。便利だと思いますが。
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