ネット恋愛・ネットナンパについて

今回は「ネット恋愛・ネットナンパ」について語ってみたいと思います。


 私はネット恋愛・ネットナンパ容認派です。
 メール友達をつくるのが目的であっても一切、恋愛不可ということはないと思います。

ただ、ネットだからではなく、あくまで出会う媒介の一つです。ネットだけが出会いの場ではありません。ネット以外にもたくさん出会う手段はあります。男女共にあらゆる出会う機会の中でよりより相手を探していると思います。

だから、よく勘違いされる「ネットだから簡単に」ということは決してありません。
 むしろ恋愛・ナンパについてはネットの方が厳しいのではないかと思います。

 ネットで出会う方々は実生活と違い、しがらみがない分シビアです。一部のボランティア精神あふれる方々を除き、自分にも何らかのメリットがなければ動かないはずです。いくら願望を書いても目にする方々はそれを叶える義理はないのです。恐らくこの手の書き込みをされる方々も人の希望を読み流しているのではないでしょうか。
 自分の望む方にメリットがあると思っていただくためにアピールする必要があります。それも文章等の限られた方法で自己申告しなくてはいけません。いくらアピールできるものをもっていても表現できなければ意味がないのです。

そして、相手のアピールについて本当かどうか確かめる手立てもありません。
 ネット界では女性が優位とよく言われます。そういう傾向は否めません。私もメル友サイトに登録すると、多かれ少なかれいわゆるナンパメールが届きます。
 実を言うと私は実生活でナンパされたことが一度もありません。だから、よく頑張るなぁと感心します。当初はその努力に敬意を払い、すべてのメールに返事を出していました。あまりに返信率が悪いのでやめましたけど。

 信頼関係がゼロのところから積み上げなくてはいけないのは飛び込みセールスのようなものです。そして、相手が当初から恋愛・ナンパを目的にしているかいないかで、その労力は異なると思います。だから、なるべく労力を費やさずに恋愛目的・ナンパを追求するならネット恋愛・ネットナンパを目的としていないサイトで勝負するのはお勧めできません。

 好みの相手かわからなくても情熱を注げる方は是非とも頑張っていただきたいと思います。でも、その気合があったら直接対面できるところで力を注いだ方が効率的だと思う気持ちは拭えません。
 実際、私はネットをはじめてから実生活にも変化がありました。恋愛とまでいかなくても可能性がありそうな会話がかわせる方が増えました。

相手の反応が冷たくてもメール返信率に比べればかわいいものと思うと気軽に声をかけられます。動けばそれなりに勝負できるものです。
 最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。もしまた機会があったら「メル友募集におけるコピー&ペーストの是非」について語ってみたいと思います。

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