御久し振りです、{ハンドルネーム}です。いつも掲載いただいてありがとうございます。
「太腕繁盛記」も引いていく展開で、今後が楽しみです。執筆がんばってください^^
いつもありがとうございます。{ハンドルネーム}さんのメールはとても励みになります。これからもよろしくお願いします。
・まずは斬鉄剣の「黄門様」から。
優しさと言いますか…私が感じたのは、つくづくとこの方は正しく「男」をやってるなぁ、ということです。
この一文はほとんど、昔から私が大層苦手で仕方がなかった(苦笑)少年マンガでのライバル同士の会話のようなものですから。実力と心意気を認めた相手とは、可能な限り正面から勝負を挑みたいのだ、と。
偽善かどうかというのは、少なくとも私には興味が持てない論点です。たとえウソや意図的な演技が含まれているとしても(それはごく普通のことです)こういう言葉が出てくること自体、人間の大きさを示しています。
器の差を思い知らされるので、この手の作品は私は苦手です。しかし…やはり繰り返し読まずにいられません。
確かにライバル同士の会話という感じですよね。敵愾心をもっていながら、相手が不調になると心配してしまう・・。普段からキツイ言葉尻でもどこか優しさがにじみ出る感じなのがこの文章では顕著に出た感じがしました。
羨ましいです。
・続いて、ちょっとオリジナルの話題です。
よく言われる「自分の評価は他人が決める」について語ってみようと思います。この言葉はweb上でも、様々なニュンスで使われているのではないでしょうか。
この言葉を客観的な事実として見る場合は、言うことは何もありません。どのような場であろうと、他人との関係の中で自分が存在している限り、評価というものは常に外からやってきます。「それはそういうもの」でおしまいです。
しかし、そこから「だから自分の行いについて、他人がどう受け取ろうとも勝手であり、それに対して文句は言えない」というように続けられると「ちょっと待て」と言いたくなってきます。
実際にそうそういるとは思えませんが、周囲が自分について何を言っていようと全く気にならないか、気になってもそのことをおくびにも出さない人というのは、ある意味完璧かもしれないが、しかし他人に全く無関心な人とどこが違うのか、という気分になるからです。
(例として:アテナイの有名な政治家のペリクレスは、あるとき執拗につきまとって罵詈雑言を浴びせる男に会ったが、それを柳に風と聞き流し、男が疲れ切って言葉が出なくなったとき、彼を家まで送るよう召使に命じたといいます。…ペリクレスがどんなに卓越した才能の持ち主でも、ここまで相手を無視し切れる人を好きになる気はしません。ちなみに、引用は塩野七生氏の著作から)
共感します。「だから自分の行いについて、他人がどう受け取ろうとも勝手であり」はそうだと思います。ただ、「それに対して文句は言えない」は違うと思います。他人がどう受け取ろうと勝手なように、自分もその反応をどう受け取り、どう反応するかは自由だと思います。それが同じ感情をもつ人間として、正常な人間関係だと思います。
「周囲が自分について何を言っていようと全く気にならないか、気になってもそのことをおくびにも出さない人」 戦略として考えると理想です。こういうケースでは「無視」というのが最大の防御であり、最大の攻撃だといわれています。
ただ、できるかと言われると・・です。ネット上だと感情の冷却期間がもてるのでかなり冷静になれます。ただ、その場でというのは難しいですね。
そのためでしょうか。いわゆる出会い系ではチャットが相手を判断しやすいという説もあります。普段の会話にかなり近いそうです。ただ、キータッチに慣れているかいないかという問題もあるのですけど。
そんなわけで、私としてはこの「自分の評価は他人が決める」は本来、己に向けて言うべき言葉だろうと思うのです。周囲から持ち上げられているとき、逆に誤解されたり悪意をぶつけられたりしているときに、それぞれに自制心を働かせるカギとなる言葉として。
他人様が悩んだり愚痴ったりしているところへ「他人の定めた評価を受け入れられないのは甘えだ」というニュアンスで、決め台詞みたいに言うのは、できるだけ避けたいと思っています。子供ならいざ知らず、大方の場合は「そんなことは分かっている」のであり、ただどうしても不当であると感じたとき、ついそれを口にせずにいられなかったということなのですから。
繰り返しますが「自分の評価は他人が決める」のは、事実であり前提です。事実をくつがえすことはできません。
ただ、その評価そのものについて異議を述べる程度の権利は、大らかな気持ちで認めてもいいんじゃないでしょうか。それで周囲が反省を促されたり、異なる視点を獲得することもあり得るのですから。
…これも時と場合によるのは、言うまでもないことですが。
私の場合はこの手のことを書く時は自分に言い聞かせていることが多いですね。人へのメッセージでも。
・最後に「ネット被害対策室」ですが、実は1年くらい前から知っていて、かつ好きなサイトでした。知識として貴重であるだけでなく、読み物としても読み応えがあって面白いと思います。
御本業の傍らでのサービスですので、本当に大変でしょうが、頑張っていただきたいものです。
かなり前からご存知だったんですね。本当に読み応えがあります。
それでは、今回はこの辺で失礼致します。いつもどおりこの文面は…(以下略)
乱筆乱文お許しください。
また使わせていただいてしまいました。ありがとうございます。
H14.3.21 {ハンドルネーム}
{メールアドレス}
|