病気休暇から休職へ

 有給休暇と病気休暇で休む場合には通院している病院の先生の診断書だけですが、休職になると本部の先生の診断書も必要になるそうです。

 

 先週の土曜日、病院から帰って少しインターネットをして眠り、夕食のためにダイニングに降りたときに母から職場から電話があったと聞きました。詳細は月曜日に改めて電話があるとのことです。

23日、通院している病院に行って先生とお話した上で診断書をもらい、25日本部の先生と面談するとのことです。

 

 その日、通院している病院の先生とそろそろ診断書の時期ですねという話をしていました。この日、増量された薬の影響で話すことが思い浮かぶ側から消えていって、まともに会話ができませんでした。「次のときに考えよう。普通の生活ができるようになるまでしっかり休めるように全力を尽くすので安心してください」と励まされました。

 

予約制でなく、土曜日にしかこない先生なのでどういう風にしたらあまり上司を待たせないでスムーズにいくだろう。などと考えていたら、母が「職場のことになると不調になるのね。説明しなくていいようにメモしておいてあげるから」と言い出しました。

はっきり言うと説明がわかりにくいので確認しながら状況をつなげていくのに苦労していました。私の理解力が低下しているのもあります。でも、元々、口頭だけでの説明で要領よくスムーズに理解してもらうのは難しいのです。仕事では実際に実物を使ったり、紙を用意して箇条書きや図式を書きながら説明していました。(福利厚生担当のときは最初の説明のときに使ったメモをコピーし、空いた時間に説明書をつくっておきました)

 

本部の先生との面談・・紹介状無しに転院して改めて最初から病状などを説明しなければいけない状況のようなものです。「転院する場合はある程度、説明できるくらいに気力があるときに」といわれているのですが、今の私にできるのでしょうか。

部屋に戻ってインターネットにつないだら、「病院でほとんど話せなかった」という愚痴にうつ病仲間から「そういうときはメモしておいてもっていくといいですよ」とコメントがついていました。

 

そう。メールやチャットや掲示板を中心にインターネットを利用する人間は「文字でのやり取り」のほうが楽なのです。実際に会っての会話の場合は相手が話しているのを聞いて、理解しようとしている間に自分の考えていることを忘れます。でも、文字でのやり取りは好きなときに相手の言葉が見える状態で考えて書くことができます。自分の見るメモなら「文章」に仕上げなくてもいいですし。よくメールとか文章を書けるねといわれますが、コラムを書くのでなければ口頭のやり取りがゆっくりになったようなものです。(コラムを書くのも思いつくままに書きまくり、あとで編集しています。何故こんな文字がココに・・というミスがあるのはその名残りです)

 25日のために起きたときには思いついた病気のことを書いて保存しておくという作業を始めました。ワープロソフトの場合は編集できるので、時間の経過ごとに並べ替えることができます。

 

 23日、通院している病院に上司と母と行きました。先生からの説明ということでほとんど話しませんでした。先生から状態を聞かれ、「今回は聞かれたことだけを話すだけで大丈夫なようなので安心してください。本部の先生に連絡をとりあって治療がスムーズにいくようにします」と励まされました。そのときのやり取りで気付いた心理状態も「メモ」に補足。

 24日、印刷機をもっていないので内容を書き出しました。

 

 そして、本日、面談。最初に臨床心理士の方から説明があり、「質問に答えるだけで大丈夫ですから」とのことでした。メモを出すか悩んだのですが、頭が真っ白になったら出すことにしました。先生は質問慣れしているようで話しやすかったです。メモを見る必要はありませんでした。ただ、忘れないうちに吐き出す勢いだったので、質問からずれていたかもしれません。

 

 帰ってきて、すぐにふとんにもぐりこみました。このあと、上司が書類をつくったりして、いろいろあって正式に決まるようです。

とこれまでのことをメモしておいたので、あとは担当の先生に言われたように「今はいろいろ考えずにゆっくり休む」ことにします。

2005.7.25

「はるのネット一人旅」トップへ うつ病関連テキスト