批判に答えました

 人の価値観は様々です。不特定多数が見るところに文章を公開すれば、様々な反応が返ってくることもあります。中には否定的なご意見をいただくこともあります。

そんなときには熱く激しく語り合ってみるのもまたインターネットの楽しみだと思います。

「見なかったことにする」というのもアリですけどね。「話せばわかる」とよく言います。でも、それは理想論。自分と違う価値観の存在が認められないという方々もいらっしゃいます。

お互いに不快な思いをしないようできる限り、距離を置いてみるというのもオトナの知恵です。

 

「いかにももっともらしい。だが、あなたに語る資格があるのか」というご意見にお答えしました。

 

行政書士の資格をとるために専門学校に通った際に最後の授業で言われた言葉を思い出しました。

「資格試験に合格するのに一番重要なこと。(申し込んで、)会場に行き、受験することです。受けなければ絶対に合格しません」

行政書士は資格試験の中では比較的ラクにとれると言われています。それにつられて資格の一つもとらないとというタイプが受験を申し込みすることが多いそうです。でも、法律用語に慣れていないと意外と難しいことに気づきます。そして、直前になるとダメではないかと思い、受けに行かない方が結構多いそうです。申し込み倍率と実際の倍率がかなり違う試験とのことでした。(十数年前)

 

サイトに文章を書くのもこれに似ているような気がします。「自分に書く資格があるのだろうか」「他人が面白いと思うのだろうか」などと考え出したら何も書けなくなります。

趣味のネタ。もっともっと詳しい方々がたくさんいることでしょう。人生論めいたこと。様々なことを乗り越えてきた人生経験豊富な方々もインターネットをご利用だし、たどり着くかもしれません。などと考え出した日には手が震えてキーボードが打てなくなります。

自分のことは棚に上げて、自分に酔った勢いで一気に書くべし。なのです。(読み返すと消したくなるから誤字脱字が多いのかも)

 

「中身がない人間が何を語っても説得力がない。そのようなものを見るのは目障りである」というご意見にお答えしました。

 

私はいわゆるテキストサイト村と呼ばれるサイト群の運営者としては年齢が高いほうです。でも、一般世間ではまだまだひよっこ。これから様々な経験を積み重ねていく身です。

当サイトでは「人と人との交流」「人生論めいたもの」「犯罪を含むトラブル」についても扱っております。すべてに重みがあるといわれたら逆に自分の人生について考え直してしまいそうです。

 ただ、これまでの経験から申し上げますと「本当に中身がある方」はこれから成長していく人間を「未熟」と否定するだけということはありません。

自分の力で成長していかなければいけないのはもちろんのことです。ただ、それなりにつくりあげた価値観を崩せば、ショックを受けます。自暴自棄になってしまい、今後の成長が望めないかもしれません。混乱を乗り越えるための手助けが必要になることでしょう。

 「代案のない否定は誹謗中傷と同じようなものである」

 

 ちなみに私は「世間知らずのお嬢さんがそのまま年を取ったような」と言われる老後を迎えるのに憧れております。

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