パソコンは道具だ。簡単インターネット世代より
今回は「パソコンは道具。簡単インターネット世代より」についてです。
ここ何年かで一気にインターネット人口が増えたと言われています。初心者でも使いやすいパソコンが次々と登場。何といっても携帯メールでしょう。 パソコンを使った交流はかつて「パソコン通信」と呼ばれ、ほんの一握りの方々のものと思われていました。いわゆるアキバ族ってヤツです。(東京にある秋葉原はたくさんの電気機器店があり、機械を愛する方々の聖地として有名です。そのため、秋葉原にちなんで、電気機器店が並ぶ街を出入りする人間のことをアキバ族と呼ぶようになったようです)
パソコン通信の頃から参加していた方々(以下、パソコン通信世代。私が勝手につけた名称です)は努力してパソコンやその周辺機器に対する知識を身につけ、そのことを誇りに思っています。 昔のパソコンはパソコン用の言葉を入力して使うという「宇宙人との交流ってこういうカンジ?」というシロモノだったようです。今のパソコンもたまに変なキーを押すとそういう画面になっちゃいますが。 そのため、「ボタン一つでできるし。業者がセッティングしてくれるし」と気軽にインターネットをはじめた人間を快く思っていない方々もいらっしゃいます。 ろくな知識もないのに使うなというやつですね。 さらにこれまで静かな交流を楽しんでいたのに、人口が増えることで混沌の場と化したという意見もあるようです。 恐らく努力をしてきただけにマナーを守る方々が多かったというのもあるんでしょうね。手軽な分、マナーも手軽に考えてしまうという側面もあるのかもしれません。
最近、そんなアンチ簡単インターネット世代の方との交流がありました。要約すると「曖昧な知識で偉そうにITを語るな」ってやつですね。(もし読まれていたら反論は直接、私宛に送ってください) 不快な部分もありましたが、勉強になる部分も多く、楽しく交流させていただいたつもりです。でも、嫌われてしまったようで、返信不要と書かれてしまいました。・・寂しいなぁ。やっぱり私は「荒らし体質」というやつなんでしょうか。 あまりに寂しいのでコラムのネタにさせていただこうと思います。
簡単インターネット世代からみると戸惑いを覚えます。 「パソコンってそんなに特別なもの? 所詮は道具じゃん。道具としてなら、簡単に使えるならそれに越したことはないじゃん」
昔と違って、深い知識がなくてもそこそこは利用できるシステムが揃っています。利用できるシステムはとことん利用し、本当に困ったときは専門家に頼ってしまえばいいんです。パソコンや接続のためだけにお金を払っているんじゃないです。
1.サービスは仕方なくできた。初心者をターゲットにしないとシェアは伸びないから。だから高くなる。
ただ、モノだけ提供して終わりじゃ、一部の「選民」のみの需要で終わってしまいます。「選民」意識だけじゃ、産業はなりたたないんです。「選民」向けの高性能の商品も開発されるのは多くの一般ユーザーが買った利益あってのことです。 もっともサポートを要する場合と、自力でできる場合は当然コストが違うべきだと思っていますけどね。
この場合は最終的に食べるのが目的なので、加工してすぐ食べられるという方向が主流ですね。
私は便利そうなものはとりあえず試してみるという心がけが大事だと思います。知らないから手を出さないじゃ、何の発展もありません。
4.初心者だから優しくしてもらって当然というのはおかしい。
これは同意見です。サポートにはそれなりの対価を要すると思います。少なくとも私は初心者だから親切にしてもらって当然という人間との交流は遠慮させていただいています。人間関係はGIVE&TAKEだと思っているので。
「苦労したからマナーが守れる、簡単に手を出したからいい加減ではありません。インターネットは交流のための手段です。手段に時間と労力を費やすより、自分で試行錯誤しなければいけない交流に時間と労力を費やしたほうが有意義なのでは」
苦労したことによりいじわるな気持ちになってしまうより、利用できるものは利用して穏やかな気持ちでいたほうがいいと思うんですけど。 以上、「自分がかわいいもん。いくらでも正当化してやる」はるでした。 |